PDAは、携帯情報端末Personal Digital Assistant(Personal Data Assistance)のことであり、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいいます。 PDAは、当時のアップルコンピュータのCEOだったジョン・スカリーによる造語であり、個人情報端末と呼ぶ事もあります。
PDAは、ノートパソコンと比べると機能は限定されていますが、手のひらサイズのため持ち歩きしやすく、ソフトウェアの動作も軽快で電池の持続時間も長いなどの特徴があります。 電子手帳と似ているのですが、PDAはソフトウェアのインストールやカスタマイズが可能で、電子手帳よりPDAの方が自由な利用ができます。
PDAの多くがリアルタイムOSを搭載し、予定表の表示などは大変高速ですが、これは予定表の確認やアドレス帳の表示などがソフトウェア的に高速化されているだけで、 複雑な演算処理や3D映像の描画などはほぼ無理です。
最近は、PDAのCPUも高性能化されてきていて、音楽を聴いたり、MPEGなどの映像の再生なども特別な処理をすることなく、スムーズに見ることができるようになっています。
PDAの電源は内蔵バッテリーを使用するものが大半です。持続時間は3時間から25時間程度とPDAにより差があるのですが、高機能のPDAほど持続時間は短い傾向があります。
多くのPDAはパソコンとのデータ連携機能を持っています。シリアル接続、IrDA接続、USB接続によりパソコンと接続し、あらかじめインストールされた専用アプリケーションと同期します。 これにより入力したデータやアプリケーションの転送、更新、バックアップ等がおこなえるのです。 PDA同士の通信も可能です。最近は、BluetoothやWi-Fi・無線LANなども搭載されているので、それを利用することもできます。
最近では、ノートパソコンの小型化、携帯電話・PHSほか携帯端末の高機能化により、市場は縮小傾向にある。また、スマートフォンとも市場が重なるため、PDAとスマートフォンの境界が曖昧になり、市場として統合される可能性もある。しかしながら、無線LANが普及しつつあることや、ニンテンドーDSのヒットで、タッチパネルを利用した手書き入力が幅広い年齢層に受け入れられたことから、今後PDAの市場が再び活性化する可能性は十二分にあると考えられる。
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